「ちょっ、何で上半身裸なのよ!?」

「……だって今からセッ「わぁーーー!言わなくていいから!!」

「? 怒ってんの?」

「い、いや……怒ってはないよ。」

「じゃあ……いいんだ。」

「え? っ!?」

巧は真李亜を抱き上げると寝室に向かった。

「ちょっ、巧!」

どさりとベッドに落とされて、巧に跨がられた。

真李亜の心臓は一気に早鐘のように鳴り出した。

「……緊張してる?」

「あ、当たり前だよ……」

顔を真っ赤にして……リンゴみたいだな。やっぱり可愛いな、真李亜は…。

心の中で真李亜を愛しく感じている巧は真剣な表情になった。それに気付いた真李亜も巧をジッと見つめた。