結婚式を終えて2人は途中から抜けてきて人間界にある2人の家に戻ってきた。 「勝手に帰ってきても良いのかな〜?」 ちょっと不安な気持ちもありながら独り言を呟いた。巧は今シャワーを浴びているから1人でソファーでくつろいでいた。 「はぁ……でも私、本当に結婚しちゃったんだな〜。」 指輪を眺めていると後ろから声が聞こえてきた。 「後悔……してるの?」 「えっ?」 振り向くと巧が立っていた。