「あのねー、突然なんだけど、

ちょっと漫画チックな事言ってもいいかしら?」


一瞬親の頭がおかしいのかと疑った。

もう40なのに少女マンガとか読んでるところ想像したら、

ちょっとだいぶ鳥肌が。


「母さん、頭大丈夫か」


直球ストレートを投げてみた。

すると母さんは笑って、

いや、爆笑しだした。


ほんと意味不明だ。


「おばあちゃんが、家庭治療に移るらしいのよー。

それでね、おばさんは仕事でしょ。

だから、ママたちがおばあちゃんのお世話を2週間だけすることになったのー。」


あぁ、そうっすか(´`)

それは漫画っぽいですね(´`)


俺は別になんとも思わなかった。

家事ならまぁまぁできるし、

俺らも高校生だし。


別にそんな困る事はないだろう。






多分。