「いいなぁ、瑠衣は…。なるちゃんのこと抱きしめたりしてるわけでしょ?羨ましすぎる…」 「早く教室行くよ」 零くんは魁くんの腕を取って歩き出したから私もそれについて行った。 羨ましい…か…。 私が言うようなことじゃないけど、彼女見つけたらいいのになぁ。 魁くんのこと振っちゃったけど、魁くんかっこいいし、すぐ彼女できると思うけど…。 無理かなぁ…。 第一魁くんがほかの子好きになるかどうかだし…。 私には関係ないことだよね。