「どうした?」 瑠衣くんが振り向いて首を傾げる。 なんか可愛い…。 じゃなくてっ!! 「ど、土足で大丈夫?」 恐る恐る私は瑠衣くんに聞く。 だってなんだか怖いんだもん…。 あとで誰かに怒られたりしない? 大丈夫? 「なるちゃん、大丈夫だからおいでよ」 魁くんに手を引かれて私は歩きだした。 チラッと瑠衣くんを見ると普通に歩き出してたから多分、いや絶対土足で入っても大丈夫なんだろう…。 なんかもうすでに疲れてきた…。