更衣室でメイド服を着て更衣室の扉を開けてそっと中から外を覗く。
だ…誰もいないよね…。
キョロキョロと周りを見渡して誰もいないことを確認すると、私はそっと更衣室から出た。
うぅー…恥ずかしいよー…。
それにスカートの丈短くない?これが普通なのかな?
私はそっと扉を閉めた。
「鳴海?」
「ふにゃっ!?」
いきなり名前を呼ばれて変な声が出ちゃった…。
後ろを振り返ると、そこには瑠衣くんがいて。
「る、瑠衣くん…」
恥ずかしくなって私は思わず俯いた。
「鳴海、お前眼鏡は?」
「委員長さんに取られちゃって…」
そう、さっき更衣室に来る前に委員長さんに取られてしまった。
「ふーん…」
うぅ…。瑠衣くん私のかっこ見ても何も言わないってことは変じゃないのかな?
それとも、変だから何も言わないとか?
「……」
「……」
ち…沈黙ってなんか気まずいよぅ…。
「はぁー…」
瑠衣くんがため息をつく。
や…やっぱり似合ってないんだ…!
「…っ。き、着替えてくる!」
私は更衣室の扉を開けて中に入る。
「なんで着替える必要があるんだよ」
頭をガシガシとかきながら、瑠衣くんは更衣室の中に入って扉を閉めた。
な、なんで入って…!
「るるる瑠衣くん、ここ女子更衣室だよ!?」
「知ってる」
「な、なら!」
「いいんだよ。どーせ誰も来ねーよ」
そ、そうかもしれないけど…。

