ドキッと心臓が飛び跳ねた。 そんな笑顔を向ける瑠衣くんに目を奪われる。 だけど、女の子が喋り出したことで私は瑠衣くんから目を逸らした。 「そっか、なら仕方ないよね」 そう言って立ち去る女の子たち。 でも、私は一瞬だけ女の子たちに睨まれてしまった。 瑠衣くんを独り占めするから…なんだろうな…。 なんだか申し訳ないと思ってしまう。 「鳴海?」 「へっ?」 「いや、なんでもない」 そう言って瑠衣くんはプリントに視線を戻した。