「愛美…こっち向いて。」 「え?」 風になびかれた髪が邪魔をする。 「愛美…。手、だして?」 「うん。」 大地の方に手を差し出す。なにかな?期待と不安が交差する。 「俺がいいよっていうまで目、つぶって?」 「うん。」 私達はこの時愛をちかったの…。 ちゅっ… 初めてのキスでした。切なくて、甘い、キスでした。 「ばいばい…」 そう、聞こえたきがしたんだ。