夕方になってきたからか、しだいにお客さんの出入りが多くなってくる。 目の前のオレンジジュースを、できるだけ音をたてずに口に運んでみるけど 緊張のせいか、ゴクリとノドで音がなってしまった。 「ジュンちゃん、俺ね」 ゆっくりと話し始めたハルマ、 少し目を細めたその表情は、どこか悲しく切なげで あまりに予想外すぎり言葉を…私に言った