「お前ケーキ好きだもんなぁ~」 なんて言いながら私の肩に腕を回すミサキのこの行動はなんだか久々な気がする。 そしてやっぱり人の注目を集める。 「………ミサキ……」 “気使わせてごめんね”そう口を開こうとした私を遮るように 「言っとくけど、ごめんはいらねーぞ」 「え…」 「今日はお前が俺に付き合うんだからな」 ミサキらしい。ミサキらしくてつい笑ってしまう。 「…それに」 「………」 「こういう時はごめんじゃなくて、‘ありがとう’っつーんだよ」