「もう今までみたいには会えなくなるのかな…」 ポツンと呟いた私に「あぁ」とレツがうなずく。 社会人になるレツと、まだ学生のままの私 今までレツとの間に一歳差なんて気にした事無かったし感じた事だって無かったけど 今はその一歳が凄く遠く感じる。 もし会えない間にレツが浮気したら…とか 私じゃなくてもっと大人な女の人を好きになるかもしれない…とか やっぱり不安は尽きなくて だけどレツは、そんな私を分かっているかのように そっと唇を合わせると、 「大丈夫だ。」 耳元でそう囁いた。