いつもレツは私の言葉を聞き逃さない。 どんなに小さくても、どんなに弱々しくても、どんなにちっぽけでも だからもちろんこの声も届いているわけで 今でも私の声が届いたことが素直に嬉しくて、泣きたくなるぐらい胸が締め付けられて やっぱり私はレツが好きだと思った。 たとえ私がレツに相応しくないとしても。 邪魔をしてしまう存在だとしても 離れたくても忘れたくても、何もかも私には結局出来なくて…大好きで 「………レツが好きなの…。」