会いたい。 いっその事、このまま会いに行ってしまおうか…そんな事さえ思ってしまう。 だけどそんな事私が出来る訳がない。する資格だってないのに………… ふと目に止まった時計は暗闇でうっすらとしか分からないけど、多分夜中の一時をさしている。 「………寝れないなぁ…」 私はベッドから立ち上がると、小さな棚の引き出しを開いた。 アレが入っている、レツからのプレゼントが入っている引き出しを。