REAL HOPE Ⅳ




「忘れ物ねーか?」



「忘れ物もなにも、そんな荷物ないよ」



私の手には、紙袋一つ。あの日きていた服は血だらけで捨てられたのか

変わりにツカサが新しい服をもってきてくれたので、それを着る事にした。



それにしてもセンスが良い。男のツカサにしては女心を掴んでる服装だ。


「これツカサが買ってきたの?」



「違う。ハルマ」



「ハルマ?」


「おう」



ハルマか!それなら何か納得できるかも。ハルマなら私の趣味とか女心分かってそうだし



ツカサならともかく、ハルマならね、うん。納得だ