大量チョコの中には、ちゃんと私の好きな唐揚げ弁当も入っていて、チョコを先に口に運ぼうとしていた私に
ハルマが呆れたように唐揚げ弁当の包みを開けてくれた。
「……あっ…」
「どうしたのジュンちゃん?」
ここに来て初めて見たハルマの笑顔に少しだけ安心する。
だけど今はそんな事で安心してる場合じゃない。
「シュウト!!シュウトは大丈夫なの?」
お箸を机に置いた私に、ハルマは笑顔を崩す事なく…「あいつなら昨日退院したから大丈夫だよ」
「そっか…よかった」
シュウトにはお礼を言わなきゃならない。私の事を安心させてくれて、私をかばってくれた。
だから“ありがとう”って言わなきゃならない



