REAL HOPE Ⅳ




大量チョコの中には、ちゃんと私の好きな唐揚げ弁当も入っていて、チョコを先に口に運ぼうとしていた私に


ハルマが呆れたように唐揚げ弁当の包みを開けてくれた。



「……あっ…」


「どうしたのジュンちゃん?」


ここに来て初めて見たハルマの笑顔に少しだけ安心する。



だけど今はそんな事で安心してる場合じゃない。


「シュウト!!シュウトは大丈夫なの?」




お箸を机に置いた私に、ハルマは笑顔を崩す事なく…「あいつなら昨日退院したから大丈夫だよ」


「そっか…よかった」



シュウトにはお礼を言わなきゃならない。私の事を安心させてくれて、私をかばってくれた。


だから“ありがとう”って言わなきゃならない