「あ゙――――――――」



また屋上。


1人になれる…


っていっても


たいてい誰かいる笑


「大丈夫か?」


後ろを振り向いた。


「い…石井!!!!!」

石井は学級委員。

そう。昨日の。


「泣いてるケドまたゆう?」

昨日の涙もゆうだろ?

と言うかのように

聞いてきた。


「い…石井には関係ないじゃん…」

「泣いてる女はほっとけないだろ?」

涙を拭ってくれた。

石井はちらほら

モテてる。

でも格好いいって

わけじゃない…。


「うるさいわねッ!!」

そう言ったけど

本当はうれしかった。

「何にやけてんだよ…」


いつの間にか顔に

出てた汗