放課後、

ゆうの所にいった。

もうみんなかえってて

教室には2人だけ。


「ゆ…ゆう…」


ゆうはふりむいた。


ガバッ!!!!


「わわっ。空…どうした!!?」




「……………どっか行っちゃわないで…私から離れていかないで…」


涙がとまらない…



押さえきれない……


「空…いきなりどうしたッ!?」

「お願い………お願いだから…離れていかないで…」

もう必死だった…

私の方に振り向いてよ…



なんで夢乃ちゃんなの?

転入してきてまだまだ

じゃん…


私…昔から知ってるよ?



「空…なんかあったのか?悩みなら聞くけど…」


違うよ…


違うんだよ…


気付いてよ…


あんただよぉ…