「……うそでしょ…」

待ってよ……


いきなり…

予告もなしに……


ガチャッッッッッッッ



「……沙織ッはぁはぁ…」



ドアにいたのは





「…………結城っっ!!!!!」



2人は抱き合った。


「あぁ〜…やっとあえた…結城に会いにきたの…ここにいれば…また…会えると思って……」


「ビックリしたよ…友達から聞いて…」


友達って…?


前から付き合ってた

ンだよね……


私まだここにいるよ…


キスなんかしないでよ…



「愛してるよ……沙織…」


「はあ〜…会えてよかった…」



沙織さんは泣いていた。



私は静かに屋上を出た。