「ただいま〜。」


ゆうと私は
適当に歩いてたら
目印が見つかって…
それをたどっていったら
ゴールしてた

ってかんじ。

キスの事は……

誰にも秘密。


「あら。おかえり〜!あらら!何その顔は!可愛い顔が泥まみれじゃない!」

お母さんはもう固まった
泥を軽くはらって

台所へ行った。

私は風呂場に急行!


風呂に入るとしっかり
泥をおとした。



そっと唇をさわる。


前の公園のキス…

知らない人なのに
なんでか心が
照らされた。




お風呂から
あがると

メールがきていた。

あ!南ちゃんだ!


南ちゃん♪
―――
空あ!今日ね、結城におンぶされたの!!!めちャめちャ嬉しかったンだから♪
きャあ(^Д^)
―――

所々にカタカナが
入ってる。

よかったね!おめでとう!みたいな事を
メールした。

南ちゃんにも
キスの事を
黙っておこう…