家に帰って

いつもつけている

日記を開いた。


「あ〜!姉ちゃんどけよ!今からお笑いがはじまるよ〜!」
足踏みしながら

眉をまげて

びーびー言っている。

「あ〜!もう裕也!日記
書いてるんだから!黙れ!」

そういって、

シャーペンから

芯を出した。


「ちぇっ!いいよ!姉ちゃんの部屋のテレビみるから!」

「勝手にどうぞ〜。」


裕也はむっとして

階段をあがっていった。