―3月15日 合格発表 正午発表予定の私の運命。 発表になった時急いで探した 自分の番号。 308…309…310…312……あれ、 そう、思って戻ってみる。 310確かに紙にはそう書いてあった。 その瞬間嬉しくて嬉しくてたまらなかった。 「悠ー!!」 私を呼ぶ子がいた。 それは有紗と千秋だった。 「有紗、私受かってたよ!4月からまた一緒だよ」 そう、涙ぐみながら話す私に、 2人は自分の事のように喜んでくれていた。