柚希を抱きしめたい衝動にかられ、腕の中に閉じこめた





ずっと抱きしめていたいくらいだ






柚希を連れて仕事をしながら、いいことが考えついた





俺はそれを実行することにした



「もしもし、桐谷です。突然なんですが、………――ありがとうございます。では失礼します。」




携帯を切ると自然に緩んでしまう顔を引き締めて仕事に戻った