きっと桐谷さんには通じないだろうから諦めた だからずっと下を向いて歩いた ある部屋の前までたどり着き中に入る 中にはすでに人が集まっていた 視線が一斉に今回は私に向けられた 思わず桐谷さんの後ろに隠れる 「モデルを紹介する。柚希、隠れてないで自己紹介しろ。」 仕方なく桐谷さんの横に出て挨拶をした 「相沢柚希、高2です。わからないことばかりですが、よろしくお願いします。」 「「「おぉぉおぉ〜」」」 そんな声があがった