『じゃあ、帰るよ』

面倒になった私は

かばんを持った。


玄関に向かって帰ろうとした。


でも…

「やっぱ、帰したくない」

先生は私の腕をつかんで、

真剣な顔で言った。


『え……』

今、なんて??

「ダメ??」


ダメも何も…

私はビックリしすぎて

放心状態。



―――――どうしたらいいんだろう…

まよってたら…

「今日、泊ってく??」


とか、調子にのりだした。