『ンにやってんだ!』 力強い腕に抱きとめられた。 「・・・茜ッ・・・くん」 暗い部屋の中でも、 分かるくらい真面目な顔。 『あ?・・・お前、熱いじゃねぇか』 「・・・いつ、起きッたの?」 『あ?さっきだよ。ってか、熱 あんだろぉが。ヴァカ!!』 んぅ・・・怒鳴らないでほしい。 頭がガンガンする。 「ッ―――――。み・・・」 『み?』 「水・・・飲みたい」 『分かったから・・・・とりあえず、 俺の部屋いくぞ』