『この二人・・・兄弟で下ネタ喧嘩

するから困っちゃうよねぇ~』


側に来た私を抱き上げ膝に乗せる俊君。


『ぅん。』


『もぉ~10時かぁ・・・?

詩ちゃん眠いの??』


『ん~ふふ・・・眠くない・・・よぉ』


俊君の腕の中がぽかぽかして

落ち着く。

トントン・・・って俊君がやるから・・・

瞼がだんだん重くなる。


『ふふ・・・詩ちゃん・・・

おやすみ』


私が眠気に負けて瞼を閉じたと同時に

ギュッと抱きしめられた。