「んっ・・・・・・」 目を開けると白い天井。 TVからは今、流行の芸人さん がネタを披露して笑われている。 カチコチと時計の音・・・・ あれ? 「茜・・・クン・・・・?」 いな・・・い。 嫌だ!! 一人ぼっちはヤダよ!! 泣いていても仕方が無いのは 十分分かっている・・・ハズなのに。 「うっ・・・グスッ・・・茜クン・・・ ヤだよぉ・・・ヒック」 私にかけられていたタオルケットに シミをつくっていく。