「恭って、呼べ」 「うひゃぁ!?」 耳元で囁かれた。 聞こえた声は…… 相変わらずの俺様発言。 だったけれど… 少しだけ…優しく感じた。 「きょう…くん…」 完全に、森林君のペースに 巻き込まれているあたし。 普段のあたしなら、 絶対にありえないことが 起きてる。