「椎」 「は…はひっ?!」 声…う、裏返っちゃった…。 「変な声出してんなよ」 「わ 悪かったわねッ!!」 こっこれはっ!! しょっ…しょうがないじゃん!! びっくりしたんだもんッ!! 「おいで?椎」 「…………ぅん」 いつの間にか、 屋上にあるベンチに、 座っていた恭。 あたしも隣に座った。