【続編、公開しました♪】元最強女総長が恋をした。



「助かった。サンキュー。もう、
行け」

「…………何者だテメー…」

言われた一言は。


今にも消え入りそうな声。

………だけど、
確実にあたしの耳に届いた。

「…………アンタらよりも遥かに
強い…女ヤンキー…かな」

素直にそう、答えた。

………すると、

“はぁ?当たり前だろ。それは。
バッカじゃねえ?”

………とでも言うかのように、
二人は怪しむ目で見た。