【続編、公開しました♪】元最強女総長が恋をした。



目が真っ赤になったし、
何もしたくなかっから、
早退した。


恭は、家まで送る。って
言って来たけど、断った。

ただでさえ、
ぐちゃぐちゃな心。

恭がいたら、余計に、
ぐちゃぐちゃに
なっちゃうような気がして。

さっきのことがあって、
恭は、責任を感じたのか、
不気味なくらい大人しい。

もちろん、
一人で帰ることにも
文句一つ言わなかった。

このときあたしは、
自分のことに
いっぱいいっぱいで…。


気づけなかった。


恭は恭なりに、
いろいろ考えていたことを―…。