「離してよねっ!!バカ恭ッ!!」 「うるさい」 「は〜な〜し〜てぇ――!!」 「あ〜…もう、ウッゼー…」 腕を一瞬だけ離した。 よし!!このスキに…。 ―ガシッ!! !?!?!?!? 「よし。行くぞ」 ―スタスタスタスタ ………………え? ええええええ――!? 恭は、 あたしの腰を持った。 つまりは…… 抱きしめられてる状態で、 廊下のど真ん中を歩く。 腰…かぁ…。 やるなぁ。恭も。 ………ってッ!!!!!! 関心してる場合じゃないッッ!!!!