「ちょっと、陽菜!? どうしたのよ、陽菜ってばっ!!」 クラスの女子の声が教室に響いた。 俺はとっさに陽菜の姿を探した。 陽菜の姿が見えない…。 でも、すぐに人の固まりで陽菜の姿がわかった。 俺はすぐに陽菜の元へ駆け寄った。 「陽菜ッ! おい、陽菜ッ!!」 何回呼んでも陽菜は目を開かない。 すぐに先生が来て、陽菜は救急車へと運ばれた。