学校に行かなくなったあたしは
父が仕事に行ってる間、
家事をするようになった。

父が帰ってきてから
勉強を見てもらって
高校に行けた。


「頭の良い学校でビリより
普通の所で1番になればいい。
上を求める必要はないよ」

父が毎日言ってくれた言葉。


この日課はまだ続いていて
あたしは変わらない。

学校が終わって
急いで家に帰って
家事を済ませて
父と一緒に夕飯を食べる。

その後に宿題を見てもらう。



あたしの毎日は
それなりに充実している。

お風呂に入って
寝るだけになったあたしは
現実からログアウト。

アニメも毎週欠かさずに見てるし
中学の時よりも
必死に隠しているけど
中学の時よりも
趣味に没頭出来ている。


ある程度、自由な高校で
あたしは学校方針に基づいて
自由にのびのびと生きている。