クリスタルラブ











「疲れてんだから寝てな?」






らんの頭を撫でながら
小さい子供に
言い聞かせるように言った。





「私なら大丈夫だから。
準備してくるから
30分だけ待ってて?」






俺が大丈夫じゃねんだよ


俺は寝室を出ようとする
らんの手首を掴んだ