まさか同じ新幹線とは・・・
昨日帰りたそうにしていたのは、このせいか・・・
そして、頼子さんと知り合いだなんて世間は狭い。
新幹線の中では、株価動向を調べていた。
名古屋に着きそうな頃、トイレに立つ。
トイレが前方にあるので、すたすたと行って戻ってくると、眠っている小関さんが目に入った。頼子さんも眠っている。
どうしても小関さんに触れたい衝動に駆られ、頬を手の甲でなでる。
ん、ん〜ん・・・小関さんの声が漏れる。ふっと理性を取り戻し、慌てて手を離す。
俺は何をしてるんだか。ため息をつきながら席に座る。
