「で、絢乃は俺のことどう思ってんの?昨日は嫌いじゃないって言ってたけど。」 「良く分かりません。でも私じゃない人を好きなんだって思ったら、辛くて涙が出てきました。」 「分かったよ。ありがとう!」 このまま時が止まればいいのにと密かに思っていると、 コン、コン、コン!入口のドアがノックされる。