円香とのんびり歩いているうちに時間は8時を過ぎ、靴箱はたくさんの人でごった返していた。



癖で去年まで使っていた靴箱に行きそうになったけれど、何とか新しい靴箱までたどり着いた。



「あたし部活やれば良かったかな…」

ふと思い付いた。


「え?なんで?」


「そしたらやりたいことも見つかってたかもだし。」


「まぁね。でも1人暮らしで部活って…倒れるじゃん。」


「ですよね…」



結局あたしはどうすれば…