次の日の朝、あたしはリビングから聞こえる物音で目が冷めた。 先生は帰ったし… 一体誰!? しかもリビングのドアが開く音がし、あたしのいる寝室に向かうであろう足音も聞こえて来る。 怖くなったあたしは布団を被り、寝たフリをした。 案の定足音は寝室の前で止まり、ついにドアを開けられてしまった。 布団を被っているためはっきりとは分からないが、ベッドに向かってきている気配を感じる。 でも……