先生が教えてくれたこと



「それなら後で俺が洗うから。」



「…良いんですか?」


「良いも何も今のまんまじゃ無理だろ。だから、ほら、立てるか?」


先生の助けなしに立つことはできたけれど、まだフラフラなあたしは先生の手を借りて部屋まで何とか行くことができた。