先生が教えてくれたこと



「ごちそうさまでした。」



「結構注いだのに…よく食べたな。」



「はい…朝から食べてなかったんで…」



「え?昼は?」


「寝てたらもう夕方だったから…」



「そうなんだ。熱は?」



先生の手があたしの額に伸びる。