そして7時。



いつも通りにインターホンがなる。


あたしはなんとかベッドから起き、重い体を引きずりながら玄関へ向かった。



「…はい。」


「こんばんは。ってどうしたの?」



「すいません…風邪引きました…だから…今日は…」


「それは構わないけど、大丈夫か?」


「あ…はい…」



「晩ご飯は?」


「…まだです…」



そう答えると、先生は強引に家に入ってきた。