「………よし!じゃあ俺向こうで待ってるね。」



そして何事もなかったかのように、去って行った。


あたしは朝からドキドキさせられ、しばらく立ちすくんでいた。



しかしハッとして時計を見てみると、意外にも時間が迫ってきていた。



やばい!

早く顔洗ってご飯食べなきゃ!



あたしは慌てて寝室を後にし、洗面所へ向かった。