「朝ごはんもうすぐ出来るから、顔洗ってきな。」



「うん。」



話しているうちに体も頭も完全に起き、あたしはベッドから降りた。


「なんかごめんね?」


「何が?」



「朝ごはん作ってもらっちゃって…」


「そんなこといいの。それより…」



何か言いかけた翔くんに急にギュッとされる。



「ちょっと充電!」