「先生…ごめんね?」 「うん……」 無気力な返事。 「先生機嫌直してよ〜」 さっきの先生の真似で、今度はあたしが先生の頬っぺたをツンツンしてみた。 「止めろよ〜」 嫌がっているけど、なんとなく喜んでいるようにも見える。 「先生機嫌直して!」 「もう直ったって。」 そう言った先生は、完全に機嫌が直っていた。