「明日香」 不意に先生があたしの名前を呼んだ。 その声がいつもより低くて、そして甘くて… 驚いて顔を上げると、先生は熱っぽい瞳でじっとあたしを見つめていた。 でもなぜか目を反らすことができず、またあたしのドキドキはピークを迎えた。 しばらく見つめ合うあたしたち。 すると先生は突然あたしの顎をクイッと持ち上げ、 それと同時に、 柔らかな感触があたしの唇に触れた。