「よし、行こう。」


先生も納得したように歩き出した。



時間的にこれが最後になるだろう。


告白するならこのチャンスしかない。


あっ!


でも2人っきりの密室だ…


どうしよう…


もう乗り場すぐそこじゃん。



あぁ緊張してきた…



あたしとは反対に、先生は全く何も気にしていない様子。



落ち着け、落ち着け。


自分に言い聞かせて、いざ観覧車へ。