「じゃあ水曜日ね。」



「はい。楽しみにしてます。」


「俺も楽しみにしてる。でもあくまでも明日の結果次第だからな。」



「あー…」


浮かれすぎてすっかり忘れてた。



「俺の楽しみを裏切るようなことするなよ?じゃあな。」


「さようなら。」



終わっちゃった…

もう先生に勉強教わることないんだ…


先生が帰って家に1人になった今、一気に寂しさが込み上げてきた。



そして改めて先生が好きなんだって思う。



あたし、先生のこと諦められるかな?

忘れられるかな?



考えても考えても答えは出なくて、そのまま朝を迎えた。