「じゃ、健斗邪魔して悪かったな。」

「ま、頑張れよ。」

「兄貴によろしくな。」



など田辺に一言声をかけてから去っていくジャージのみなさん。



最後に悠哉先輩があたしの元へ。


「翔のことは何とかしとくから。」



田辺に聞こえないように静かに言った。


「お願いします。」


「任せとけ。」



あたしは悠哉先輩に全て任せることにした。