「はいじゃあ、次の質問は?」 先生は時計を見ながら言う。 「えっと…」 意外と質問が出てこない… でもそんな時にふと頭を過ったのが先生の好きな人のことだった。 その人は先生の彼女になったのか… 気になるけど、答えを聞くのが怖い。 「今彼女はいないんですか?」 でもそんな心とは裏腹に、あたしは口に出していた。